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2009年3月22日 (日)

最多勝利制が来年(以降)に延期へ ~FIAの運営/統括能力に大きな疑問~

最多勝利制は導入延期へ―自動車F1(時事通信)

勝利数に変更は来年に延期 F1年間王者の決定方式(共同通信社)

 今日時点の報道ですが、時事通信では「来年以降に延期」としており、共同通信社では「来年に延期」としている。内容に大きな隔たりがあるのだが、これを見るとあまりに唐突だった今回のチャンピオン決定方式の変更「騒動」によって、なんだか報じる側も混乱に巻き込まれてしまっているような印象さえ受けてしまう。

 いずれにせよ今シーズンのチャンピオンシップは、昨シーズンと同じく全戦ポイント制で争われることとなった(ちなみにFOTAが提案していた優勝ポイントをアップさせる案はどこにいったのやら・・・)。これで今回の騒動も収まることになるだろうが、とにもかくにもFIAは一体なぜこのようなドタバタ劇を巻き起こしたのか。バーニー・エクレストンは一人で「メダル制」への変更を説いていたが、僕が記憶している限り、彼も含めて今回の「最多勝利制」の提案はどこの誰からもされていなかったはず。
 
 そんな「音なし」の状況下で、開幕までほぼ一週間というタイミングでのいきなりのルール変更と取り下げ。僕はFIAの統括能力を大きく疑う。昨日書いた投稿で、「スポーツの常識からすれば信じられないこと」と書いたけれど、今日FIAへの不信感は昨日の2倍になりました。
 
 かつてFIAがルール変更をコンストラクター側に強いる際の常套手段として、一度強制的にルール変更を決めてしまい、コンストラクター側からの反発を受けた際に妥協案としてルール変更のタイミングを後ろに(たとえば翌シーズンに)ずらす、ということが結構見られた。今回もまたそういった狙いがあるのかもしれないが、何にせよF-1というスポーツの信用度がまた下がってしまったことは否定できない。ファンとしては非常に残念なことだ。

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