ヴォルフスブルク、苦戦の末の圧勝劇 『傷心の王者』の進む先 ~2008-09 ドイツ・ブンデスリーガ第30節 ヴォルフスブルク 4-0 ホッフェンハイム~


遅くなりましたが、第30節のヴォルフスブルク戦の感想と、ドイツ・ブンデスリーガ関連のニュースです。
この試合、結果からすればヴォルフスブルクの圧勝だけど、ホッフェンハイムにも決定的なチャンスが同じくらいあった。ジェコが先制ゴールを挙げる前までは、むしろホッフェンハイムの方がチャンスが多かったくらいだ。しかしFWのデンバ・バとサノゴがそれを決めきれず。特にデンバ・バの決定機は完全に1対1になっていたのに・・・あれは決めなければダメだろうと思わずにはいられないシーンだった。ホッフェンハイムの攻勢に苦しんでいたヴォルフスブルクだが、フォワードの決定力の差がこの試合の明暗を分けた全てだった。
先日に触れた、マガト監督のシャルケの監督就任のニュースの影響は果たしてあったのか。結果からすれば無かったとも言えるかもしれないが、少なくともこの試合の内容は決してよく無かった。だからまだヴォルフスブルクも全然安心はできないと思う。特に監督交代という劇薬を投じたバイエルンが2位に付けているのが不気味で仕方ない。長谷部や大久保には是非CLの舞台を踏んで欲しいと思うので、何とかこのまま首位を守りきって欲しいという想いは当然あるけれど。
さて、監督交代の荒療治で最後の反撃を期する『傷ついた王者』バイエルンだが、来シーズンの監督その他の動きが活発だ。
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ファン・ハールはやる気だ。せっかくAZでオランダ王者に輝いたのだから、CL本戦にストレートインできる来シーズンまではAZの監督を続けて欲しいと思っていたが、彼も野心のある人。バイエルンであれば彼の野心を満たせることは理解できる。
ただそれは、(記事では触れていないが)バイエルンが来シーズンのCL出場権を確保できるかが大きなポイントだと思う。それは「バイエルンが2位以内に入らなかった場合、来季もブンデスリーガで続けるのは非常に難しい」とリベリー自身が語っている彼の去就ももちろん同じことだ。だから今シーズンの残りの試合を託されたハインケスの仕事は、バイエルンの命運を大きく左右する。
インテリスタの立場で言わせてもらえば、リベリーは是非ともチームに欲しい選手だ。先日のクラシコでのレアル・マドリーと同様に、CL準々決勝でバルセロナに「ローラーで踏み潰された」バイエルンで、セカンドレグに一矢報いる意地のゴールを挙げたのが彼だ。彼の強靭なメンタリティは非常に魅力だし、26歳という年齢は最も脂の乗った時期でもある。そしてモウリーニョは、彼のような精神力が強い選手は好みのタイプだろう。インテルに多大なプラスをもたらすことのできる選手だと僕は思う。だから僕もバイエルンの残り4試合の成績は要注目と思っている。
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